オレオのアニメ・ラノベ・ネット小説評論とか

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『ゼノブレイド2』の良さをネット小説家さんに知ってほしい

 アニメ・ラノベ評論家、オレオだ。今回は、『スマブラ』に参戦が決定して話題になった『ゼノブレイド2』ついて話そうと思う。

 一応、ゲームをやったことがない方もいると思うので、そういった方にも配慮しつつ、小説の参考になる部分をたくさん紹介していこうと思う。なお、ストーリーのネタバレはせず、

 それと、私の興奮を誰かに共有したいということもあるので、趣味全開で話していくつもりだ。

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ゼノブレイド2とは

 ゼノブレイド2は、広大ないくつもの島(厳密には違うけど)を舞台に、主人公レックスとその仲間が、島の中心にそびえ立つ「世界樹」の上にある「楽園」を目指すは話である。

 アクションRPGだが、状況に合わせて技を選択したり、位置取りによって技に特効があるなど、独自の要素がいくつも存在する。

 特徴としては、キャラクターデザインが現代のアニメやラノベに近いこと。ストーリーも、ライトノベルを読んでいるような設定や展開が非常に多いこと。そういう話が好きな人ならば、きっと好きになれるタイトルだろう。

 

ゼノブレイド2の魅力と、小説を作るときに参考になるところ

 このゲームの魅力はたくさんあるが、特に、キャラクターが魅力的なうえに大勢いること、そしてストーリーの作り方だろう。

・キャラクターの魅力

 まずキャラクターだ。ゼノブレイド2は、主人公たち人間の「ドライバー」と、それをサポートする存在「ブレイド」がセットになって戦う。戦うときは数人のドライバーを操作できるのだが、ブレイドのほうはなんと40体を超える。DLCを含めれば、さらに数は多くなるが、これだけでかなりの数だ。

 ドライバーもそうだが、ブレイドはそれぞれ個性的な設定、性格、姿であり、おそらく創作世界にでてくる「性格」をほぼ網羅している。これを参考にするだけでも、相当キャラクターづくりの参考になるはずだ。さらに、ブレイドはそれぞれ個性が非常に強いうえ、1人1人を掘り下げるサブクエストが用意されている。キャラクターの個性の出し方を勉強したい人にとって、参考にできる部分があるだろう。

 また、それぞれのキャラクターの見た目が、細かいところまでデザインされているところも、キャラクター人気を引き立たせている。

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・ストーリーの構成

 ストーリーも、とても重厚な作りになっている。舞台となる時代と、500年前に起きた事件が強く絡んでおり、ストーリーが進んで明かされる事実や、伏線が最後の最後で回収されるなど、構成がしっかり練られたものになっている。

 特に、主人公やプレイヤーが知らない事実を小出しにしていくこと。また、重要な情報を隠しつつ意味深なことを言うキャラクターがいたりと、何周もしてやっと理解できるような話になっている。小説の世界では、こういった技術を使った作品にファンがつくことが多いので、ぜひ、実際に体験してみてほしい。いかに昔の出来事を掘り下げることが大事かが、わかると思う。

 

 また、フィールドマップにも、ネット小説に生かせる部分がある。

 生活感のある町や人々の存在もそうだが、特に見てほしいところは「ゲーム序盤のマップにも、最強クラスの敵がでてくること」だ。

 かなり前に、「序盤のフィールドには弱い敵しかいないのは生態系的におかしいのではないか」という記事を書いたことがあったが、ゼノブレイド2には、それがないのである。どのフィールドに行っても、その環境にあった動物(というかモンスター)がいて、それぞれが生活しているのだ。水を飲んでいたり、家族で暮らしていると思われる群れもいたりする。これこそ、転生・転移ものを書いている人に参考にしてほしい部分だ。

 また、フィールド自体の完成度が非常に高く、独自の環境と音がプレイヤーを魅了することだろう。あの絶景を見ることで、小説の世界のイメージを、さらに広げることができると、私は確信している。

 

〇自分用、ゼノブレイド2が好きな人用に語るコーナー

 私は、ゼノブレイドシリーズのシステムが非常にあっていたので、ずっとやりこんできた。思い入れもとても強く、今ではツイッターのアイコンからパソコンの壁紙まで、ゼノブレイドだらけだ。

 しかし、いくら内容が濃くて、やりこみ要素が多いとはいえ、何百時間もやってしまっては終わりが来てしまう。もちろん、ゲームをやり直すことはできるが、やりつくしていることには変わりがない。

 しかし、スマブラがそれを変えてくれた。もう一度、違う舞台で「ホムラ、ヒカリ」を見ることができるのだ。そして、おそらく追加されるだろう神BGMたちを、スマブラで聞くことができるのである。モーションもスマブラ用にアレンジされ、ブレイドアーツレベル4に関しては、さらにアグレッシブになった。

 さらに、これをきっかけにゼノブレイドシリーズをやる人も増えたことが、動画サイトで確認できる。スマブラの影響によって、ゼノブレイドシリーズは、さらに広がっていくことだろう。

 私の希望としては、『ゼノブレイドクロス』の移植かリマスターが出ることであるが、それが叶うにしろ叶わないにしろ、スマブラへの参戦は涙が出るほどに嬉しいことだ。

 これを書いている2021年2月24日昼には、まだ参戦ムービーしか出ていない。これからあるであろう「ホムラ・ヒカリの使い方」と、実装を楽しみに待ちたいと思う。また、amiboがもし発売されるなら、絶対に買いたいと思っているから、任天堂スマブラ開発に携わっている方々に感謝しつつ、今後の活躍に期待している。

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 以上で、今回は終了だ。今回の参戦発表は、「神」の一言に尽きる。

(画像は、ゼノブレイド2壁紙、「大乱闘スマッシュブラザーズspecial」公式Twitterより「ホムラ、ヒカリ」、「ホムラ、ヒカリ」参戦記念イラストからお借りしました。)