オレオのアニメ・ラノベ・ネット小説評論とか

主にネット小説に関するアイデアを投稿しています。もし気に入ったものがあれば、自由に使っていただいて構いません。よければ、Twitterに、執筆している作品の紹介とともに連絡してみてくださいね。

今こそ「ギャグに全振りした」ラブコメを書くべきだ!

 自称アニメ・ラノベ評論家、オレオだ。受験勉強が一区切りついたので、およそ3か月ぶりにブログを書いてみることにした。久々なので、書き方が変わっているかもしれないが、許してほしい。また、前回書いた記事の続きはいずれ書くので、未来の私に期待することとする。

 なお、まだ合格発表があったわけではないから、次がいつになるかはわからない。その分、今回の内容は濃くできればと思っているので、ぜひ読んでみてほしい。

 

 

 最初に、わたしはここ数か月はあまりネット小説を読んでいないし、アニメも見れていない。ここ数か月で急に人気ジャンルが変わったということがない前提で、話を進めるので、ご理解いただきたい。

 最近のライトノベルやネット小説、これを原作とする漫画とアニメを見ていると、「ギャグ」を主軸とした作品がほとんどないように思える。漫画については詳しくないが、漫画作品が深夜アニメになったものも、あまり「ギャグ」によっていないのではないだろうか。

 今回は、そんな今だからこそ、「ギャグ」が人気になるのではないかということを書いていく。

 

〇今流行っているものを大まかに見てみよう

 

・バトルもの

 今流行っているアニメといえば、『鬼滅の刃』だろう。まあ、これは別に深夜アニメではないらしいが、現在のアニメ界隈は、これを中心に回っている。そのほかにも、深夜枠なら『ソードアート・オンライン』や「なろう系」など、バトルを軸に展開されているものを数多く見ることができる。

 

・ラブコメ

 王道的なラブコメ作品も、いくつもあると思う。とはいえ、こちらは人気作品の2クール目、3クール目という場合が多い気がする。私は、今期なら『トニカクカワイイ』が好きだ。これは漫画原作だが。

 

・女の子(またはイケメン)がいっぱい出てくる系

 昔から女の子しか出てこない作品(所謂きらら系など)はたくさんあったが、最近ではかっこいい男の人がたくさん出てくる作品が増えてきた気がする。女性にもアニメが人気になってきたからだろうか。どっちにしても、外れがなくいつも一定の人気があるジャンルだ。

 

・感動系

 製作陣の努力と技術がこれでもかと詰め込まれている、他とは一線を画すクオリティの作品。1年にいくつかでるが、ほとんどはオリジナルアニメだ。ほかのものとは比べることができないので、これは置いておく。

 

 こんなところだろうか。ここ一年間くらいは、ほとんどがこのどれかに当てはまると思われる。

 

〇「ギャグ」が売りの小説作品はどこへ消えてしまったのか

 

 さて、羅列してみていえることは、やはり「ギャグ」、つまり笑いを取ることに特化した作品が少ないことだ。私が読んだライトノベルなら、『生徒会の一存』や『俺の脳内選択肢が、学園ラブコメを全力で邪魔している』などが当てはまる。漫画なら、『月刊少女野崎くん』や『生徒会役員共』などだろうか。

 こういう作品は、「なろう系」が流行りだしたころ、つまり、バトルものに注目が集まるにつれて減っていったように感じる。それよりも前は、割と頻繁に放送されていたし、人気が高かった。しかし、ここ数年、このような笑いが止まらなくなるような作品はあまり見かけない。よく考えてみると、きらら系も10年前と比べてギャグ要素が少なくなっていると思う。

 

〇今、「ギャグラブコメ」の需要が高いのではないか

 

 そういうわけだから、

「もしかしたら、今はみんな笑いに飢えているのでは?」

と考えたわけだ。特に現在、なろうやカクヨムなどのネット小説は、バトルの中に多少笑える要素があるくらいの作品ばかりである。シリアスな場面や緊迫した場面の先に、ちょこっと日常パートを入れているものがほとんどだ。

 それはそれで楽しいのは間違いないが、増えすぎていて埋もれてしまうのも事実。ならば、今こそ意味不明で摩訶不思議な、笑いしか入っていない闇鍋を作ったほうが良いのではないだろうか。

 

〇私が考える「ギャグラブコメ」小説の書き方

 

 私は残念なことに、人が笑うようなことを考えることが苦手なので、小説自体を書くことが困難だ。だから、「ギャグ系」小説をいくつも読んできた者として、面白くなる方法を考えて皆さんに紹介しよう。もし「ギャグ」小説を書きたくなったら、参考にしてみてほしい。

 

・「ラブコメ」ということが重要

 「ギャグ」なら何でもいいかといわれると、それは違う。いろいろな層を取り入れることが、人気の小説を書くためには必要だ。「ラブコメ要素」を入れて、かわいい女性キャラ(またはかっこいい男性キャラ)を推し出すことは、重要なこととなるだろう。

 しかし、恋愛描写を入れすぎては本末転倒だ。だから、

 

ギャグ:80%(内ラッキースケベなど恋愛がらみが20%)

恋愛描写:15%

シリアス展開、真剣なシーン:5%

 

くらいが良いのではないかと考えた。何なら、シリアス展開などなくてもよい。というか、邪魔になる可能性があるから、入れなくてもよいかもしれない。作者によって考え方は違うだろうが、多分これくらいが、1番面白いはずだ。

 

・笑いから笑いまでの間を空けず、畳みかけるように。休憩もはさむ

 

 お笑い番組を見ていると、ベテランの人たちはどちらかというと、1つ1つが丁寧で、最近人気が出ていた人たちのネタはスピードが速い。それで、ネット小説的にはどちらが良いのかを考えたのだが、私は、畳みかけるように高速でネタを連打するほうが良いと思う。

 理由としては、ネット小説は基本何話もかけて書いていくものであり、1つの題材で完結するものではないからだ。どんどん新たなネタを思いつける人は、間違いなく、そのほうが「飽きられにくい」。人を離さないのである。

 ただし、ずっとそればかりではついていけないことがあるので、休憩することも大切だ。そのために、適度に純恋愛パートや人間関係を発展させるパート、新キャラを登場させるなどをいれるとよいと思う。

f:id:ReotoAoki:20201213230447p:plain

 

 

 いかがだっただろうか。人を笑わせる文章を書くというのは、なかなかハードルが高いかもしれないが、意外とかける人は書けるものだと思っている。笑える動画を投稿している人と同じノリだと思えば、書ける気がしてこないだろうか。

 今回の「ギャグ」のように、少し昔に人気だったジャンルを掘り出してみると、需要があるものが見つかりそうだ。これを読んでくれたあなた、ぜひ、ネット小説界に、いや、ライトノベル界の風向きを変えてほしい。いろいろなジャンルにあふれていたほうが、きっと楽しめると思うから。

 

 

 冒頭でも言った通り、次の更新日は未定だ。もしかしたら次は来年になってしまうかもしれない。それではまた、次の記事か、あなたの小説の感想欄で会おう。