オレオのアニメ・ラノベ・ネット小説評論とか

主にネット小説に関するアイデアを投稿しています。もし気に入ったものがあれば、自由に使っていただいて構いません。よければ、Twitterに、執筆している作品の紹介とともに連絡してみてくださいね。

【ライトノベル】意外と忘れがちな、キャラクターの「表情」を書け

 自称アニメ・ラノベ評論家、オレオだ。私は、ツイッターで「今日書きます」と事前に言うことが多い。昨日は、予告をしたにもかかわらず、「やっぱり書かない」としてしまった。

 ある程度の期限を決めているとはいえ、基本的には「書きたいときに書く」というスタンスだから、どうしてもこういうことは起きてしまう。しかし、更新するたびに見てくれる人のことを考えると、予告や記事が上がった時の報告のしかたを、変えたほうがよさそうだ。

 

 

 今回は、ネット小説を含めたライトノベル全般に起こりがちな、「キャラクターの表情があまり書かれていない」ことについて書いていく。

 表情は、キャラクターのイメージを容易にし、深めてくれる大切な要素だ。キャラクターや、作品全体の魅力にかかわってくるので、しっかりと意識して入れていくとよいだろう。

 

 

〇「表情」を説明する言葉は、意外と書かれていない

 実際に小説を読んでみるとわかるのだが、意外にも、「表情」を直接的に表現している文は多くない。大体の作品が、「服や体の動き」「心情表現」などをもとに、読者自身が想像できるように書いているのだ。

 ほかの要素から表情を想像させる方法は、決して間違っていないし、小説を書く上で必須のテクニックだ。小説のキャラクターは、読者の頭で考えながら読まなければ、キャラクターが活きないからである。挿絵があれば、ある程度の表情の変化も想像できる。

 しかし、表情自体(顔のパーツ)を書かなければ表現できないこともある、ということを忘れてはならない。表情を見たまま表現することは、非常に重要なことなのである。

 

〇直接表情を書く必要がある「顔」

 上に書いた通り、キャラクターが、簡単に想像できるような表情をしているのなら、直接的な表現をすることはない。「笑った」と書くよりも、「胸が躍った」とか「跳び上がるほど嬉しかった」と書くほうが体全体を表現できる。笑ったことも容易に想像できるから、わざわざ「笑っている」ということを書く必要は、あまりないだろう。

 だから、直接書かなければいけない表情は、「そうであることを強調したいとき」と「漫画で見るような顔」である。例を出すと、

・目が点になって、ぽかーんと口がだらしなく開いている。

・目が鋭く光り、顔の筋肉が引き締まった。

・涙目と小さく開いた口が、必死に訴えているが、その姿が可愛い。

・ジト目で見つめている。

・眉を吊り上げながらも、口を出すことなく悪口に耐えた。

などだ。正直あまり自信がないが、正しく伝わっていることを祈る。

f:id:ReotoAoki:20210131155533p:plain

 このような、目や口に注目した文を入れることで、様々な「顔」を表現することができる。特に例の後半は、ギャグマンガに出てきそうな、デフォルメされたキャラをイメージしてみた。

 基本的に、ライトノベルは漫画やアニメのような「絵」でキャラクターが表現されるものの、表情自体は読者が想像する。だから、アニメや漫画に比べて、現実寄りになってしまうことが多いのだ。しかし、あえて漫画のような表情を書くことによって、現実から世界を引き離すことができるのである。

 とはいえ、漫画的表現だけをしてしまっては、漫画の劣化になってしまうので、頻度を間違えないようにすることが大切だ。

 

〇表情から読み取れる情報はたくさんある

 ほかの情報から表情が読み取れるように、表情を書くことで、心情や周りの空気を表現することができる。いろいろな表現の中から、時と場合に応じて、使い分けをしていくことで、ワンパターンにならない文章を書くことができるだろう。

 また、ネット小説には、セリフが続く場面がよくあるが、セリフとセリフの間に表情を変えることは、誰にでもあることだ。細かい描写が、読者の想像力をより豊かにし、小説の世界を彩ってくれることを、忘れてはならない。

 

 

 煮詰まってきたと思っていたネット小説も、作品を読んでいて気づくことはたくさんある。表現次第で、作品のクオリティはグンと伸びる。ぜひあなたが小説を書くときは、色々な表現方法を試してみてほしい。

 

 

 少しずつではあるが、見に来てくれる人が増えてきている気がする。活動が最も盛んだったころに比べるとまだまだだが、たくさんの人に私の考えが共感され、小説に生かされることがあれば、これ以上の喜びはない。

ネット小説作品にテーマ曲を付けたら、人気やリピート率が上がるはず

 自称アニメ・ラノベ評論家、オレオだ。あなたは、高校生くらいの頃、将来についてどう考えていただろうか。私は、母と将来について話し合うことがとても多い。

 高校で生活している時間が非常に短かったから、あまり同年代の「普通」を知らないのだ。もうすぐ大学生になるから、その時に知り合った人たちに、色々聞いてみようと思う。

 

 

 今回は、小説に、アニメのオープニングテーマのようなイメージ曲をつけたら良いのではないかと思ったので、紹介しようと思う。実際にやるのは難しいと思うが、考え方の1つとして読んでほしい。

 

 

〇ネット小説は、「作品としてのイメージが弱い」

 書籍として売られている小説や、漫画やアニメは、色々なことでその作品をイメージすることができる。例えば「絵」「タイトルロゴ」「作中に出てくる曲」「キャラクターの声」などだ。これが記憶に残っていれば、別のことをしていても、似たようなものを見たり聞いたりしたときに作品を思い出すことがあるだろう。

 しかし、ネット小説は、基本的にタイトルくらいしか、作品をイメージするものがない。つまり、ふとした瞬間に思い出すことや、またあの作品を読みたいと思う機会が少なくなってしまう。そもそも記憶に残る可能性自体が低下するだろう。それだけ、「絵」や「曲」などの直感的にわかるものがあると有利なのだ。

 一応、キャラクターの絵やタイトルロゴを考えることはできるものの、そもそも手元に残らないという点で記憶に残りにくいため、「一度読んだら忘れてしまう」ということが良く起こる。それだけ、ネット小説はほかの媒体に比べてハンデを背負っていることになる。

 

〇テーマ曲は、非常に記憶に残りやすい

 どうにかして作品を連想させやすくするために、私が考えたのが「作品のテーマ曲」をつくることだ。

 曲をセットにすることは、ある作品を連想させたり、記憶に残りやすいようにするためにとても有効な手段だ。ゲームのメインテーマや、アニメ、ドラマの主題歌がそれを証明している。曲を一部聞くだけで、キャラクターやシーンが思い出されることは、生活していればよくあることだ。動画投稿者から、その人が動画で使っているBGMを連想することも、よくあることだろう。

f:id:ReotoAoki:20210122194548p:plain

 

〇「ネット」であることを生かす

 だから、ネット小説も、同じように曲を作品と結びつけることで、人気やリピート率が上がるはずだ。幸いなことに、ネットに掲載されているものだから、URLを貼ることですぐに曲を聴くことが可能。曲を聴いてから、小説を読み始める人もいるかもしれない。

 さらに、ネット小説は気軽に感想を作者に送ることができる。曲を聴くことで、作者の人柄をある程度知ることができることで、読者は、作者を身近に感じられるだろう。作者や作品に、興味がわく人が増えるはずだ。

 

〇どんな曲がいいか

 さて、「曲を作品と結びつけること」の良さを説明したところで、どのような曲をつくるべきなのかも考えてみたので、書いていく。

 私個人としては、15秒程度の短い曲でも、十分な効果が得られると思っている。重要なのは、「文字以外の情報がある」ということだ。読者に、作品の雰囲気を伝えられることが、何よりの目的である。付加価値を与えることもできるから、他の作品よりも、個性が出るし、目立つはずだ。とはいえ、長いほうが良いのは間違いないが。

 例えば、作中に出てくる主要な町や、主人公の家などをイメージした曲を作れば、小説の内容を読まなくても、なんとなく書きたいことを伝えることができる。また、作品を読んでいる間に曲が思い出されることで、読者はその作品をより立体的に感じ取ることができるだろう。記憶に残りやすくなるし、想像もしやすい。

 作るのが難しいのであれば、フリー音源を使っても良いと思う。それだけでも十分に効果は得られるだろう。

 

〇文字だけにとどまらない、新しい「ネット小説」

 コストを考えなければならない売られている小説と違い、ネット小説は、作者のやる気さえあれば(法律に触れない限り)自由に作ることができる。

 固定観念にとらわれず、どうすればもっと面白くなるか、人気が出るかを考えてみると、新たな発見がたくさんあるはずだ。私は、まだまだ小説は進化できると考えている。

 

 

 今回の提案は、実現するのが少し難しいことかもしれない。自分で曲を作るなら、まず音楽系のアプリをそろえたり、曲を1からイメージしたりしなければならない。ほかの人に頼むのも、難しい人は多いだろう。

 しかし、実現が可能か不可能かということを考えていては、物事は発展しなくなってしまうと、私は考えている。これを積み重ねることが、私が今やりたいことだ。

 

 

 ネット小説は、外出を控え気味な今、進化するチャンスだと思っている。「なろう系」というイメージを変えて、幅広いジャンルの作品が大成することを目標に、これからも記事を書いていくつもりだ。

ルビの振りかた、頻度、どうしてる?

 自称アニメ・ラノベ評論家、オレオだ。最近ネット小説が原作のライトノベルを色々読んでいる。作者や出版社によって書き方が違うので、非常に興味深い。勉強になることもたくさんあるので、これからも続けてみようと思う。

 

 

 ネット小説は、人によって書き方がかなり異なるものだ。ジャンルによって、一人称か三人称か、好みなど、いろいろな理由があるが、私は個性があって面白いと思う。

 しかし、ルビ(ふりがな)は、読みやすさに直結するので、ある程度の基準を設けて書きべきだと思っている。今回は、どの程度の頻度で、どの文字に振るべきかを書いてみる。

 

 

○書籍だとどうなっているか

 まず1番参考になるであろう、書籍化されている物語を見てみよう。私が持っている数作品(別々の出版社)を見比べたところおおよそほとんどの作品で、ルビの振り方は共通していた。調べてみると、ルビの振り方のは一定のルールがあるらしい。流石に今からそれを調べるわけにはいかないので、気になったところをピックアップしてみる。

・漢字を使う固有名詞は、見開き1ページごとの初登場時にルビを振る。

・作品独自の読み方をするものも、見開き1ページごとの初登場時にルビを振る。

・普段あまり見ないような熟語や、ある程度難しい漢字(おそらく中学生で習う程度)も、見開き1ページごとの初登場時にルビを振る。また、四字熟語にもルビを振る。

・セリフの中で、読み方がなまるところはルビを振る。

こんな感じだ。どうだろうか。意外と多いと感じたと思う。作品によるだろうが、基本的に見開き1ページには、平均ルビが2、3くらいあるようだ。

 

○ネット小説風にアレンジしてみよう

 ルールを覚えて正しく使うのが1番だが、そんな知識を前提にせず、自由にかけるのがネット小説のいいところだ。とはいえ、読みやすさを考えると、今のネット小説はルビを振らなすぎだ。だから、書籍を参考に、どれくらいルビを振るべきか考えてみた。

・1話ごとの初登場時に、固有名詞にルビを振る。

・独自の読み方をするものも同様に。特にスキルとか魔法とか装備とか、独自の物質とかは、全部振っても良いかもしれない。

・少しでも読むのが難しかったり、ごちゃごちゃしている文字にはルビを振る。例を出すと「鱗粉」みたいなものは、個人的にパッと読みづらい。

・四字熟語、普段見ない漢字にはルビを振る。特に「此処」「暫く」などはひらがなでも良いくらい。

・セリフでなまるところは全てルビを振る。例えば「面倒臭い(めんどくせえ)」。こういうのをしっかりしていると、キャラクターを作り込むことができる。

と、こんなところか。ルビを振るのが苦手とか、見にくいと言われたことがある人は、参考にしてみてほしい。

 

 

 今回はだいぶ短いが、これで終わりにする。ルビを正しく使えば、固有名詞や独自言語をたくさん登場させても理解され易くなるので、どの程度使うか、探ってみると良いと思う。

 読まれるところまではSNSを使えばどうとでもできるが、固定ファンがつくには、面白さだけでなく、読みやすさも大事だ。これまでの自分の作品を振り返ってみて、最初の方だけでも、直してみてはいかがだろうか。

 

 

 早速1週間に1度の更新を破ってしまったような気が……。まあ、あくまで趣味だからいいのだが、もう少しこのだらしなさを直せるように努力することにしよう。

【ネット小説】説明は「答えを提示する」ものではなく、「読者に考えさせるため」のものである

 自称アニメ・ラノベ評論家、オレオだ。私は、出かけるために歩いたり自転車をこいでいるとき、いつも歌っている。歌は好きだし、ただ移動するよりもよっぽど有意義な時間を過ごせると思うからだ。

 ライトノベルやネット小説を読んでいると、移動しているときの描写があまりないような気がする。ネット小説は文字数に制限がないから、気が向いた時やタイミングが合ったときにでも、移動中のキャラクターを描写してみるのはいかがだろうか。

 

 

 今回は、

「小説は、作者だけでなく読者がいて初めて完成する」

という考えをもとに書いている。これを頭に入れながら読んでみてほしい。

 最近、随分と「わかりやすい」ネット小説が多いと感じる。どんなシーンでも表現が直接的であるとか、あまり伏線を張らないとかである。今回は、「わかりやすくするため」の説明と、そうではない、「作品が面白くなるため」の説明について書く。

 

 

〇「わかりやすい」書き方は、小説向きじゃない

 まず最初に、読者目線で「わかりやすい」物語というのは、小説に向いていない。読者に分かりやすく伝えたいのなら、漫画のほうが何倍も優れているだろう。

 小説は、映像や音声を伴わない、非常に情報が少ない媒体だ。だから、わかりやすく、つまり簡単に情報を伝えようとしたら、漫画やアニメ、ドラマに比べて、全体的に稚拙になってしまうのだ。

 簡単に、わかりやすくした小説は、読者が想像する幅を狭めてしまう。小説を書くのであれば、小説だけにしかできない書き方を考えなければならない。

 

〇「小説」ならではの説明の活かし方

 わかりやすくするための、答えを示す説明ではいけないと分かったところで、どう説明するとよいのかを書いていこう。

 まず、最初に書いた「小説は読者がいて初めて完成する」ということを思い出してほしい。読者は、小説を読むとき、文章の情報からいろいろなことを想像する。例えば、キャラクターの声や話し方、歩き方。周りの音や温度などだ。小説において、読者が想像して決めなければならないことは多岐にわたり、作者が決められることは意外と少ないことがわかるだろう。

 さて、読者に様々な事をゆだねなければ、小説は物語として完成しない。ここで気をつけねばならないことは、何も考えずに小説を書いてしまうと、読者に届いた時には作者の考えているものとは全く違うものになってしまうことがあるということだ。説明は、それを回避するためにある。そして、作者が意図していることを最低限描写してしまえば、あとの細かいところは、読者が勝手に補完してくれるのである。

f:id:ReotoAoki:20210108180011p:plain

 

〇独自の要素は丁寧に細部まで

 特にファンタジー系の作品は、作品独自の、現実には起こりえない要素を盛り込むことが多いだろう。例えば、魔法やスキルなどだ。ほかにも、想像上の生物や現象も、独自の要素といえるだろう。

 この超常現象的な要素について、最近の作品は全くと言ってもいいほど説明しようとしない。もはやネット小説の定番となっているから、もうみんなわかりきっているだろうと思って、書いていないのだと思われるが、これこそ説明をしっかり書いたほうが良いと私は考える。

 先ほども言ったように、読者は、作者が説明をしないと、それぞれで勝手に想像して読んでしまう。想像することとは、読者の経験したことや、見たことがある映像から出てくるものである。想像上の現象を考えるとき、読者が経験したことをもとに想像してしまうと、

「読者は、ほかの作品と全く同じものを想像する」

のである。これでは、せっかく自分で考え出した現象や生物も、すでにあるものに上書きされてしまう。創作をするうえで、人気を出すうえで、これは致命的な欠点である。

 読者に新たなことを想像させるために、独自の要素の説明は必須である。細かく理論的に説明することで、その物語が特別であることを、読者にアピールできるのだ。

 

〇心理描写は説明しすぎず、急ぎすぎない

 今のネット小説に足りないものは何かと聞かれたら、間違いなく心理描写の丁寧さだと答えるだろう。恋愛感情にしろ戦闘中に考えていることにしろ、直接的な作品が多い。キャラクターの心の声を簡潔に書いてしまうと、はっきり言って、

「キャラクターが馬鹿に見える」

のである。一部の「そういうキャラ」を除いて、ほとんどの人間は複雑に物事を考えるものだ。自分の都合がいいように計算して動いたり、人によく見られようとして、思ってもいないことを言ったりする。心理描写を簡潔に、わかりやすく書いてしまうと、それが全く伝わらないのだ。複雑に絡み合う思いをどのように表現するかは、小説の醍醐味であり、一番難しいところだろう。

 そこで、私が経験上良いなと思った、キャラクターの心を書く方法を、書くことにする。

 まず、表情や声色などの情報をうまく使うことだ。これをセリフと組み合わせることで、キャラクターが考えていることを直接書くことなく、ある程度の気持ちを読者に伝えることができる。あえて読者に考える余地を与えることで、感情移入しやすくなるし、言われた側の気持ちも考えることができるので、例えば「思いのすれ違い」などを書きやすくなる。また、読者に気持ちを想像させておいて、後でそれが演技だったとすることもできるので、意外性を出すことにも使える。

 それから、「キャラクターの気持ちを育てる」ことと、それをさりげなく散りばめることを意識するとよいと思う。最近のネット小説、特に主人公最強系は、ヒロインがすぐに主人公を好きになることが多い。私は女性ではないから、実際に一目惚れする人がどれくらいいるのかは知らないが、いくら何でも多すぎるし、早すぎると思う。そして何より、読んでいてそんなに面白いと思わない。

 キャラクターの気持ちを、徐々に強めたり、変えたりすることによって、読者は物語を思い出のように感じながら読むことができる。そして、気持ちというのは、ちょっとした出来事によって変化していくものだし、時間がたつことによっても変わっていく。だから、少しずつ、ところどころに心情を描写することが重要なのである。

 

 

 小説は、情報が少ないからこそ、読者にどのように想像させるかが、何より重要になってくる。情報をいかに効果的な場面で出し、そうでないところで隠すか。どこまで細かく設定を作りこめるか。読者をにどのように想像させたいかを、考えることが大切なのである。

 そして、ネット小説は、読者が気軽に感想を送れることが、メリットの一つだ。読者になって感想を書くときは、自分がどのように想像して、キャラクターが動いたかを、書くとよいと思っている。

 

 

 ツイッターではもう書いたが、しばらくは週1か、それ以上くらいのペースで更新していこうと思う。それ以外の時間は、小説を読んで勉強したり、ネタを考えたりする時間に充てようと思っている。

ライトノベルの表紙は誰がいいのか~主人公VSヒロイン~

 自称アニメ・ラノベ評論家、オレオだ。明けましておめでとう。今回から、気持ちを新たにして頑張っていこうと思う。まあ、やることが変わるわけではないから、本当に気持ちだけだが。 

 

 

 新年1つ目の記事は、本屋を回って思いついたことを書くことにした。ネット小説が原作のライトノベルは、作品によってメインのキャラクターが全く違うのだ。その理由を考えてみた。

 書籍の表紙のことではあるが、小説を書く上で軸となる重要なこともかかわっている。あなたも初心に帰ったつもりで、読んでみてほしい。

 

 

〇本屋に並んでいるライトノベルの表紙の違い

 あなたは、本屋でライトノベルが置いてあるスペースを見たことがあるだろうか。最近は、ネット小説ブームがすさまじいため、ネット小説が原作のライトノベルが、ひとまとまりになって棚を埋め尽くしている。このうちほとんどは、普通の小説の大きさに比べるとだいぶ大きく作られているので、ネット小説発の作品は、すぐに見分けがつくだろう。

f:id:ReotoAoki:20210103230139p:plain


 さて、本題だ。ネット小説の表紙を一通り眺めてみると、描かれているキャラクターの違いに気が付く。それは、大きく分けて

「ヒロインがメインに描かれているもの」

「主人公がメインに描かれているもの」

である。特に、背表紙を見ると、その本でスポットが当てられているキャラが書かれているものと、すべての巻に主人公が描いてあるものを見ることができる。ある本屋に置いてあったもので数えたところ、ヒロインが描かれているものと、主人公が描かれているものの割合は、およそ6:4ほどだった。

 私は7年ほどライトノベルのファンだが、男性主人公が毎回メインに描かれている作品は、ほとんど見たことがない。だから、なぜこんなにも主人公がメインに描かれている作品が多いのか、考えてみた。

 

〇主人公が毎回表紙の中心にいるデメリット

 まず初めに、おおよそ予想がつくとは思うが、ヒロインが表紙に書かれている理由を書いておこう。

 簡単に考えられるのは、「そのほうが売れるから」だ。というか、人気が出るからか。ほとんどのライトノベルは、ターゲット層が男性であるため、目につくところにヒロインの、つまりはかわいい女の子の絵が描いてあると手に取りやすいのである。実際、新しい作品を買うときに、絵を判断材料にしている人は多くいるだろう。

 ほかにも、同じ作品でも様々な個性を持ったキャラクターを見せることで、色々な人に目に留まりやすくできるし、「推しキャラ」が読者にできれば、それを見るために継続して買ってくれる人が増える。たくさんのヒロインが表紙のメインを務めることは、メリットが多いのだ。

 それに比べて、主人公が毎回メインとして表紙に出てしまうと、そもそも女の子がでてこない、または隅に書かれるだけになってしまう。それに、新刊のイラストと差別化することが難しいため、新鮮さも薄れてしまうだろう。なぜ、こんなデメリットを背負ってまで、主人公を前面に押し出すのだろうか。

 

〇主人公を表紙に描いている理由

 主人公が毎回書かれている理由、それは、

「その作品が、ヒロインではなく主人公を見せるために書かれたものだから」

である。

 基本的にライトノベルというのは、作品によって程度の差こそあれ、ヒロインの可愛さをアピールすることに重点が置かれている。理由はもちろん、作者がそれを書きたいからであり、読者が読みたいからだ。私のような読者は、可愛いキャラをいつだって求めているし、作者だって、もとはそういう気持ちから小説家になったに違いない。

 しかし、主人公がメインに表紙に描かれている作品は、そもそもそこから違うのである。このタイプの話は、大体のものが

「主人公の成長」

を軸としていて、それを楽しむ作品なのだ。よく考えてみると、最近のネット小説は、このようなものが増えている。

 そして、このタイプの作品には、「成り上がり」「無双」「チート」「転生」などの文字が作品名によく入っている。この単語、何か共通点がないだろうか。そう、すべて、主人公の行動や状態を表しているのだ。

 今までの作品は、例えば「物語のキーワード」「舞台となる世界の名前」「ヒロインの名前」などが入っていることが多かった。一見よくわからない言葉でも、内容と結びつきやすいものがほとんど。耳に残りやすいワードや、すぐに作品を連想できるような言葉にすることで、読者の心をつかむ、シンプルで迫力のある方法だ。

 しかし、「主人公の行動や状態」が入っている作品は、作品名から話の中身まで、主人公がいかにして危機を脱出したり、爽快なアクションを行うのかだけを追求している。主人公を見せるために書かれた作品なのだ。だからこそ、主人公が話が進むごとに、つまり新刊が出るたびに成長していく主人公を、表紙に描いているのである。

 

〇最近は、底辺から成り上がる「主人公」を読みたい人が増えている

 まとめると、ヒロインが可愛ければ良いという小説ではなく、「主人公が成り上がる」作品を求める読者が増えてきているということだ。ただ見ているだけでも爽快なのはもちろんだが、仕事などでストレスが溜まっている人にとっては、未来に生きる希望になっているのかもしれない。

 とはいえ、そろそろチートで戦闘無双するのは飽きてきているので、

「主人公が何かしらの力を得て貴族や王族を論破していく作品」

なんかを書いてみると面白いと考えている。言葉だけで戦うのは、作者自身がめちゃくちゃに頭を使うので、他のシーンも含め、読み応えのある作品になりそうだ。

 

〇主人公を書くのか、ヒロインを書くのか

 上のように考察したが、実際のところ、「ヒロインが描きたかったのに、主人公の無双シーンが凄いせいでおまけになってしまった」という人もいるだろう。あなたが小説を書くのなら、どちらにスポットを当てて書くのか、しっかりと最初に決めておいたほうが良い。二と負うものは一兎も得ず。中途半端に全部やろうとすると上手くいかないし、コンセプトがぶれるせいで、読者が混乱してしまう。

 ついでに言うなら、主人公と恋愛するヒロインがいなくても、ライトノベルは完成する。だから、もし主人公をメインに書きたいのなら、ヒロインのことは1度考えから排除すると、スムーズに書けると考えている。

 

 

 あなたが書いている作品は、どちらに当てはまっただろうか。最初のコンセプトを思い返して、今と見比べてみると面白いと思う。変わっていてもいなくても、あなたが満足してかけているのならそれ以上はないのだが、時々、「物語の軸」について考えることも大切だ。

 

 

 さあ。新たな年がやってきた。去年までのことを忘れるのではなく、しっかりと振り返ったうえで、新たな気持ちで進もうではないか。

 今年の抱負は、

「去年よりもたくさんの人と深い交流を持てるようにする」

こととしよう。私の考えに共感してくれたり、私のアイデアを役立ててくれる人により多く会うために、尽力することとする。

【深夜アニメ】技術は進化しているのにクオリティが下がる悲しいアニメの理由を考えるPart2

 自称アニメ・ラノベ評論家、オレオだ。今年最後に、100日前に深夜アニメの話を書き終えることにした。来年に書こうと思っているネット小説についての内容も考えてあるので、来年もよろしく頼む。

 

 

 前回は、ニコニコ動画が衰退したことによる視聴者側の創作について話した。今回は、放送されているアニメ自体のクオリティについて書いていく。今回の案は、制作費用が足りないとか、時間がないだとかは完全に無視していくので、それを理解したうえで読んでほしい。

 

 

〇最近のアニメは動きが弱い

 皆さんも感じていることだと思うが、最近のアニメ(特になろう系)は5年前くらいと比べて明らかにアニメーションの動きが弱い。戦闘シーンはある程度気合が入っていることが多いが、これは戦闘がメインなのだから当たり前のことだ。問題は、日常パートや話し合いをしているときである。

 といっても、アニメーションの制作には限度があるから、呼吸だとか瞬きの回数とかまで厳密に再現するのは不可能に近い。だから、ある程度はキャラが固まってしゃべることは、何も問題がないだろう。そんなことを気にしていたら、難易度は際限なく高まってしまう。

 では、私が何をもって動きが弱いと言っているのかというと、

「会話の途中に挟まれるべき癖や仕草がない。またはそこに注目するような描写ができていない」

「髪や服の揺れがあまり書かれておらず、空気の流れを感じられない」

この2つである。順に、私が考える改善策を書いていく。

 まず前者だが、これは、脚本家か原作者に問題がある。特に、最近のネット小説は仕草などを端折る傾向にあるので、小説を書く人は注意するとよい。人間誰でも、必ず癖があるし、誰かにアピールするための何気ない仕草を、無意識のうちにやっているものだ。それをしっかりと書くことで、キャラクターを生き生きと描くことができるし、みんなが苦労しそうなキャラ付けもすることができるだろう。

 後者は、キャラクターが「その世界で生きている」という証拠であり、「世界に空気が流れている」ということの証明だ。いつか、テレビ番組でジブリの特集がやっていた。ジブリの映画製作は、髪だけでなく、服の揺れを細かく描写しているから、風の表現が上手いそうだ。これは、映像だけでなく文章でも活かせることだ。物語を書くときは、これを頭の片隅に入れておくとよいだろう。

 

 

〇最近のアニメのエフェクトは個性がない

 最近、ネット小説が原作のアニメが多くなってきたことで、戦闘シーンを書く作品が非常に増えてきている。爆発や剣技はもちろんのこと、魔方陣を描く作品が増えていると、私は感じている。

 さて、武器の話は見せ方が色々あるからおいておくとして、今回私が言いたいのは、「魔法」についてだ。魔法を扱った作品は昔からいろいろあるし、子供向けの作品にもよく登場するが、最近は深夜アニメにその波が来ている。個人的には、繊細にデザインされた魔方陣が回る演出が好きだ。

f:id:ReotoAoki:20201230124853p:plain

 魔法は、その性質上基本的に何でもありで、作品によってさまざまな姿を見せる。ここが魔法を使っている作品の1番の差別化ポイントであり、読んでいてワクワクする部分だ。しかし、最近のアニメを見ていると、どの作品もエフェクトが変わらないように見える。

 そもそも、魔法のエフェクトを考えているのは誰だろうか。1番は、原作者だろう。作者があらかじめ、光をまとったとか、何色の文様がとかを描いていれば、イメージを固めるのは簡単だ。次に漫画やアニメを描く人。これは、原作には書かれていないから、映像化するためにエフェクトを追加するパターンだ。私は、原作者がしっかりと魔法の描写をすべきだと考える。

 小説をもとにアニメや漫画を描く人は、色々な作品を描いていることがほとんどだろう。ということは、ある程度「魔法」のイメージは固まってしまっているのだ。それに比べて、1から全てを思いのままにかける原作者は、自分で、自由に「魔法」を描くことができる。

 自由にできるということは、極論「魔法らしさ」が全くないものを魔法と呼ぶことが可能になるわけだ。それを1人で決める権利が、ネット小説家には与えられている。職業作家は別かもしれないが。イメージに縛られずに自由に発想することでしか、個性を生む手段はないのだ。だから、是非ともバトル系小説を書くときは、自分が新たな「魔法」を確立するくらいの気持ちで、エフェクトを自在に操ってほしい。

 

 

 今回をもって、ひとまず深夜アニメについての考察はおしまいとする。まだまだ考えられることはあるので、思いついたらその都度書いていければと思う。ネット小説とも関連することはたくさんあるはずだ。もっといろいろな角度から、アニメや漫画を見てみると、面白いと思う。

 

 

〇今年終わりのあいさつ

 3月の終わりから、休止期間はあったもののおよそ9か月、見てくださってありがとうございました。最近知ってくださった方は、気に入っていただけたなら幸いです。どちらかというと最初のほうの記事に、ネット小説の個性の出し方アイデアを書いたものがありますので、良ければ見てみてください。

 いろいろなことを書いてきましたが、これは見てくださっている方がいるからです。私はもともと飽きやすいので、ここまで続けてこられて、そしてこれからも続けていきたいと思っていることに驚いています。特に、ツイッターでいろいろな反応を返してくれた方々には感謝しております。今後ともよろしくお願いいたします。

 来年の目標としましては、活動を始めたころに紹介するといってそのままの小説を紹介することを念頭に置きたいと思います。ひとまず、休止中に更新がたくさんされていると思いますので、それを読み終え次第、ご連絡したいと思います。そのほかにも、もし私に意見を聞きたいというネット小説家様がいましたら、ツイッターのDMやリプライを送っていただけると嬉しいです。

 それでは皆様、よいお年をお迎えください。来年もよろしくお願いします。

今こそ「ギャグに全振りした」ラブコメを書くべきだ!

 自称アニメ・ラノベ評論家、オレオだ。受験勉強が一区切りついたので、およそ3か月ぶりにブログを書いてみることにした。久々なので、書き方が変わっているかもしれないが、許してほしい。また、前回書いた記事の続きはいずれ書くので、未来の私に期待することとする。

 なお、まだ合格発表があったわけではないから、次がいつになるかはわからない。その分、今回の内容は濃くできればと思っているので、ぜひ読んでみてほしい。

 

 

 最初に、わたしはここ数か月はあまりネット小説を読んでいないし、アニメも見れていない。ここ数か月で急に人気ジャンルが変わったということがない前提で、話を進めるので、ご理解いただきたい。

 最近のライトノベルやネット小説、これを原作とする漫画とアニメを見ていると、「ギャグ」を主軸とした作品がほとんどないように思える。漫画については詳しくないが、漫画作品が深夜アニメになったものも、あまり「ギャグ」によっていないのではないだろうか。

 今回は、そんな今だからこそ、「ギャグ」が人気になるのではないかということを書いていく。

 

〇今流行っているものを大まかに見てみよう

 

・バトルもの

 今流行っているアニメといえば、『鬼滅の刃』だろう。まあ、これは別に深夜アニメではないらしいが、現在のアニメ界隈は、これを中心に回っている。そのほかにも、深夜枠なら『ソードアート・オンライン』や「なろう系」など、バトルを軸に展開されているものを数多く見ることができる。

 

・ラブコメ

 王道的なラブコメ作品も、いくつもあると思う。とはいえ、こちらは人気作品の2クール目、3クール目という場合が多い気がする。私は、今期なら『トニカクカワイイ』が好きだ。これは漫画原作だが。

 

・女の子(またはイケメン)がいっぱい出てくる系

 昔から女の子しか出てこない作品(所謂きらら系など)はたくさんあったが、最近ではかっこいい男の人がたくさん出てくる作品が増えてきた気がする。女性にもアニメが人気になってきたからだろうか。どっちにしても、外れがなくいつも一定の人気があるジャンルだ。

 

・感動系

 製作陣の努力と技術がこれでもかと詰め込まれている、他とは一線を画すクオリティの作品。1年にいくつかでるが、ほとんどはオリジナルアニメだ。ほかのものとは比べることができないので、これは置いておく。

 

 こんなところだろうか。ここ一年間くらいは、ほとんどがこのどれかに当てはまると思われる。

 

〇「ギャグ」が売りの小説作品はどこへ消えてしまったのか

 

 さて、羅列してみていえることは、やはり「ギャグ」、つまり笑いを取ることに特化した作品が少ないことだ。私が読んだライトノベルなら、『生徒会の一存』や『俺の脳内選択肢が、学園ラブコメを全力で邪魔している』などが当てはまる。漫画なら、『月刊少女野崎くん』や『生徒会役員共』などだろうか。

 こういう作品は、「なろう系」が流行りだしたころ、つまり、バトルものに注目が集まるにつれて減っていったように感じる。それよりも前は、割と頻繁に放送されていたし、人気が高かった。しかし、ここ数年、このような笑いが止まらなくなるような作品はあまり見かけない。よく考えてみると、きらら系も10年前と比べてギャグ要素が少なくなっていると思う。

 

〇今、「ギャグラブコメ」の需要が高いのではないか

 

 そういうわけだから、

「もしかしたら、今はみんな笑いに飢えているのでは?」

と考えたわけだ。特に現在、なろうやカクヨムなどのネット小説は、バトルの中に多少笑える要素があるくらいの作品ばかりである。シリアスな場面や緊迫した場面の先に、ちょこっと日常パートを入れているものがほとんどだ。

 それはそれで楽しいのは間違いないが、増えすぎていて埋もれてしまうのも事実。ならば、今こそ意味不明で摩訶不思議な、笑いしか入っていない闇鍋を作ったほうが良いのではないだろうか。

 

〇私が考える「ギャグラブコメ」小説の書き方

 

 私は残念なことに、人が笑うようなことを考えることが苦手なので、小説自体を書くことが困難だ。だから、「ギャグ系」小説をいくつも読んできた者として、面白くなる方法を考えて皆さんに紹介しよう。もし「ギャグ」小説を書きたくなったら、参考にしてみてほしい。

 

・「ラブコメ」ということが重要

 「ギャグ」なら何でもいいかといわれると、それは違う。いろいろな層を取り入れることが、人気の小説を書くためには必要だ。「ラブコメ要素」を入れて、かわいい女性キャラ(またはかっこいい男性キャラ)を推し出すことは、重要なこととなるだろう。

 しかし、恋愛描写を入れすぎては本末転倒だ。だから、

 

ギャグ:80%(内ラッキースケベなど恋愛がらみが20%)

恋愛描写:15%

シリアス展開、真剣なシーン:5%

 

くらいが良いのではないかと考えた。何なら、シリアス展開などなくてもよい。というか、邪魔になる可能性があるから、入れなくてもよいかもしれない。作者によって考え方は違うだろうが、多分これくらいが、1番面白いはずだ。

 

・笑いから笑いまでの間を空けず、畳みかけるように。休憩もはさむ

 

 お笑い番組を見ていると、ベテランの人たちはどちらかというと、1つ1つが丁寧で、最近人気が出ていた人たちのネタはスピードが速い。それで、ネット小説的にはどちらが良いのかを考えたのだが、私は、畳みかけるように高速でネタを連打するほうが良いと思う。

 理由としては、ネット小説は基本何話もかけて書いていくものであり、1つの題材で完結するものではないからだ。どんどん新たなネタを思いつける人は、間違いなく、そのほうが「飽きられにくい」。人を離さないのである。

 ただし、ずっとそればかりではついていけないことがあるので、休憩することも大切だ。そのために、適度に純恋愛パートや人間関係を発展させるパート、新キャラを登場させるなどをいれるとよいと思う。

f:id:ReotoAoki:20201213230447p:plain

 

 

 いかがだっただろうか。人を笑わせる文章を書くというのは、なかなかハードルが高いかもしれないが、意外とかける人は書けるものだと思っている。笑える動画を投稿している人と同じノリだと思えば、書ける気がしてこないだろうか。

 今回の「ギャグ」のように、少し昔に人気だったジャンルを掘り出してみると、需要があるものが見つかりそうだ。これを読んでくれたあなた、ぜひ、ネット小説界に、いや、ライトノベル界の風向きを変えてほしい。いろいろなジャンルにあふれていたほうが、きっと楽しめると思うから。

 

 

 冒頭でも言った通り、次の更新日は未定だ。もしかしたら次は来年になってしまうかもしれない。それではまた、次の記事か、あなたの小説の感想欄で会おう。