オレオのアニメ・ラノベ・ネット小説評論とか

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ライトノベルの初期設定アイデア1

 自称アニメ・ラノベ評論家。オレオだ。ライトノベルっぽい話の初期設定アイデアを思いついたので、書いてみることにした。

 もしも気に入って、使ってみたいという人がいたら、私に言ってくれれば自由に書いて構わない。ただし、「人気がなかったからやめる」「飽きたからやめる」というのはなしにしてもらいたい。書くからには、自分の作品として、キャラや世界観に愛情をもって完結させること。

 

 

〇あらすじ

 

 その世界では、「500年に1度、異界からやってきた凶悪な侵略者たちにより、人間を大勢さらっていく」ということが起きていた。そして、それはついに5年後に迫っていた。

 言い伝えによると、侵略者は人間をさらって食料等にしていると考えられており、今までそれを撃退できていないらしい。それを今度こそ退治するため。それができなくとも追い返すために、各国の貴族は訓練に明け暮れ、それを支えるために平民は働いていたのだった。

 しかし、ある時、「おそらくどんな攻撃にも(言い伝えにある異界の攻撃にも)耐えうる防御手段」が完成した。これを開発した国は、人類が生き残るために快く各国にそれを教えた。ただ、それには大きな問題があったのだ……。

 その問題とは、非常に高位の魔法使い(自由に変更可)がたくさん集まってようやく行使できるようなものにもかかわらず、効果範囲が「(高さを加味しても)大きな国の貴族がやっと入る程度しかない」というものであった。

 その結果、国によって様々な意見が出たが、結論として「混乱を防ぐために効果範囲のことは最重要機密とする」ことになった。

 平民を守ることができないと分かったA国(主人公が暮らす国)では、防御手段の問題の解決法として、「平民の家族を人質にとって、無理やり特攻させる」という悪魔の手段にでた。貴族は訓練を受けていたから戦えたのかもしれないが、誰もが自らとその家族を優先したのである。

 そして、平民の中でも力が強いと思われた何人か(ここは任せるが、6人程度が良いと思う)の男女は、家族を人質に取られ、誰にも相談することが許されないまま、否応なしに異界の者たちに立ち向かうための修行に出るのだった。

 これを見た多くの大国が、同じような手段に出た。世界中のほとんどの住民が、その真実を知らないまま、数十人の奴隷勇者は何をしていくのか。英雄になることは、できるのだろうか。

 

〇登場人物や世界観

 

 基本的に平民は幼いころから働いており、ちゃんとした戦闘訓練は受けていない。たまに出る獣退治や狩りの訓練くらいである。

 国の数は10程度あるとよいと思う。そのうち、平民を守り切れない大国は3、4程度。地続きでなくともよいが、離れすぎると別の国の勇者同士が会う機会がなくなってしまうため、国同士は近いほうが良い。

 勇者の年齢は、10代後半から40代くらいと幅広い。国ごとに全員1か所に集められたところからスタートだが、それは秘密裏に行われても良いし、勇者として大々的に発表しても構わない。

 期間が5年と非常に短いため、例えば強い魔法を貴族から教えられたり、強い武具を与えられるなどしたほうが良い。異界のものは今まで誰も討伐を成し遂げていないかなりの強敵ではあるが、人間として異常な速度で成長するというのはなしにすること。チームワークや、その世界特有の力を借りるなどしてだんだんと成長していくこと。なお、ステータス的な要素は一切認めない。

 

〇この作品を通して書きたいこと

 

 これは、作者が決めたことが1番大事であるが、私は

「非力な人間が強敵に立ち向かうために、どう協力し合い、時にぶつかり合うか。そこからどのような関係が生まれるか」

ということを書いてほしいと思っている。

 

 

    いかがだっただろうか。書きたいという人がいれば、コメントやツイッターで連絡してほしい。